とりさし協会について


代表挨拶

「とりさし協会」は、鶏の生食加工業者協議会として平成24年に発足しました。
その前年に起きた牛肉ユッケでの食中毒事件を契機とし、”鶏刺し・鶏のたたき”など鶏の生食文化の存続の危機を感じた業界17人で発足しました。
南九州の食文化”鶏刺し・鶏のたたき”の存続・維持・発展に向け、協会の活動を通じてさらなる安全性の向上、会員の拡大を目指しています。

南薩食鳥株式会社
代表取締役社長 徳満 義弘

日本では、魚はもとより牛肉・馬肉・鶏肉・鶏卵などを生で食べる文化がありますが、この生食文化は世界に類がないと言われています。生食に伴うリスクもあるなか、先人たちの知恵や研鑽で、昔から「安全な生食の方法」が積み上げられてきており、その証としての生食文化です。
この「安全な生食の方法」が根付いた南九州(鹿児島県・宮崎県)では、スーパーや飲食店で鶏刺しが日常的に販売され、地元の人々に愛され続けています。

など、通常の鶏肉の処理とはまったく違う厳しい手順に沿って処理花王された鶏肉だけが、鶏刺し・鶏のたたきとして提供されるのです。

全国各地の郷土料理が脚光を浴びるようになり、さらに牛・豚レバ刺しが禁止となって以降、鶏肉を刺身で提供する飲食店が全国的に増えています。ひいてはカンピロバクター食中毒の件数も増加している事態があります。

鶏の生食に関する正しい知識(リスク・取り扱い方法等)をもって、南九州に根付いた食文化”鳥刺し・鶏のたたき”をお楽しみいただけるよう、広報・PR活動を行っています。

地域再生大賞 優秀賞受賞

2021年2月19日、第11回地域再生大賞(主催:地方新聞46紙・共同通信)で、鶏刺し食文化を守る活動が「南九州の貴重な食文化を守り、さらに発展させる取り組み」として評価さ、優秀賞を受賞しました。

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